建物の耐震性に関してはその重量は重要な要素となっています。地震が発生すると重い建物ほど大きく揺れます。
2階建ての建物では2階部分が大きく揺れて、その揺れが倒壊につながるわけです。ですから平屋建てはそれがないだけに一般的に2階建て以上の建物より地震に強いとされているわけです。
しかしどんな平屋建てでもそれがあてはまるわけではありません。平屋でも建物の設計やデザインと土地の強度によって耐震性に影響が出てくる場合があります。
その一つは壁の量で、その量が多いほど地震に強くなります。開放的な大きな窓や入り組んだデザインの外観はどうしても壁の量が少なくなり地震に弱くなってしまいます。
建物の重量という点から見ると昔ながらの重い瓦や後つけの太陽光パネルにも注意が必要です。特に太陽光パネルはその重量が最初設計した時に加えられていない可能性があります。
そうすると地震の際に屋根を支えきれないことも考えられるのです。そして地震軟弱な地盤も地震を心配するなら避けたほうが賢明です。
夜景が美しいと評判の良い地域に、平屋の住宅を建築する事にしたのであれば、ロフトを取り付けてみてください。全ての部屋が屋根と面している住宅だからこそ、屋根に近い位置に小さなスペースを作る事によって、そのスペースから夜景を楽しめるようになります。
就寝する前に夜景を眺めてから、ぐっすりと熟睡できるマイホームを夢見ている方々にとっても、理想的な住宅デザインです。収納スペースを確保できるのも大きな魅力で、すぐに取り出す必要が無いものはロフトに収納しておき、普段から使うものはクローゼットに収納しておく事もできます。
子供が勉強に集中しやすいスペースとしても注目されており、勉強机などを設置する事も可能です。書斎としても扱いやすくて、周囲の騒音も気にせずに、外からの陽射しを浴びながら読書を楽しめます。
天井付近のスペースを有効活用するためにも、デザイナーのアドバイスを受けながら、平屋の理想的な住宅デザインを考えてみてください。